バイクのフレームを正しく処分する方法とは?

バイクを自分で組み立てる、分解するのが好きと言う人もいると思いますが、フレームの交換などで不要になったバイクのフレームの処分方法がわからない、と言う人もいると思います。今回はバイクのフレームの処分方法についてご紹介します。バイクのフレームを処分する際の参考にしてみてください。
バイクのフレームはどの部分?
バイクのフレームは人間で言うところの骨格の部分で、エンジンなどの部品を載せる土台、タイヤを取り付ける土台の部分をフレームと言います。エンジンを囲んでいる部分をフレーム、といえばわかりやすいです。バイクのフレームには一本のパイプでエンジンの周りをぐるっと囲んでいるシングルクレードルフレーム、パイプが二本で、エンジンの四隅を囲むように鉄が伸びているダブルクレードルフレーム、途中からパイプが二本になるセミダブルクレードルフレーム、アンダーチューブのないバックボーンフレーム、海外メーカーが好んで使う三角形をしているフレームのトラスフレーム、上部のメインチューブを太くして限りなく真っ直ぐになるようにすることで剛性を高めたツインチューブフレーム、部品としての役目を持っているモノコックフレーム、メインフレームがなく各パーツをつなぎとめるサブフレームしか搭載されていないフレームレスなどの種類があります。フレームの種類によって剛性や加工性、コストが変わります。フレームの素材として鉄、カーボン、アルミの三種類があり、剛性の高い順にカーボン、アルミ、鉄、加工性の高さの順に鉄、アルミ、カーボン、コストの高さの順にカーボン、アルミ、鉄と分けることができます。
大きさによっては粗大ごみや不燃ごみとして処分可能
バイクのフレームは切断して小さくすれば粗大ゴミや不燃ゴミとして処分することができます。フレームのままでは多くの自治体で回収不可となっていますので注意しましょう。ただ、多くの家庭ではフレームを切断する工具がないため、粗大ゴミや不燃ゴミとして自治体に回収してもらうのは現実的ではありません。自治体にバイクのフレームを回収してもらう場合は粗大ゴミであれば処分費用を安く抑えることができ、不燃ゴミであれば費用がかからないというメリットがありますが、切断のための工具を購入する費用がかかることを考えると処分費用よりも高くなってしまします。バイクのフレームを中古で探している人もいるため、粗大ごみや不燃ごみとして処分するよりも、買取業者やネットオークションで販売した方がお金にもなりますのでおすすめです。ただしバイクのフレームは大きく運搬が難しいので、送料に注意しましょう。ネットオークションは出品する金額、引き取り方法を自分で選べるのがポイントで、自宅の近くまで引き取りに来てもらうようにすれば送料も手間もかからないのでおすすめです。ネットオークションは買取業者よりも高い値段で売れる可能性があるので、ちょっとでもお金にしたいと言うことであれば自治体の回収や買取、回収業者を利用するのではなく、ネットオークションでの売却、処分をするようにしましょう。
買取または回収業者を利用する
自治体で回収してもらえない、回収できる基準の大きさに切断できない、ネットオークションに出品する手間が面倒、ということであれば買取業者、もしくは廃品回収業者に依頼するという方法があります。買取業者であれば処分費用がかかるどころかお金になる可能性があるのでフレームの処分で得をすることができます。買取不可でお金にならなくても無料で引き取ってくれる場合もあるので、バイクのフレームを処分する際には一度見積もりを取ってみることをおすすめします。買取業者が引き取りもしてくれない場合は廃品回収業者に回収を依頼しましょう。廃品回収業者はお金を払えばバイクのフレームを回収してくれるので、確実に処分をすることができます。ただし回収費用は業者によって回収費用が違うので、信頼できる大手の回収業者を利用するようにしましょう。買取業者と廃品回収業者の中間の立ち位置の不用品回収業者という専門業者を利用する方法もあります。買取業者が買取不可の場合は回収してくれる場合もある、とご紹介しましたが、不用品回収業者買取と回収を同時に行ってくれるので価値があれば買取、価値がなければ回収という具合に、確実にバイクのフレームを処分することができます。買取業者と違い買取不可でも確実に回収してくれるのがポイントです。ただし、回収になった場合買取業者は業者によってそのまま無料で回収してくれることもありますが、不用品回収業者は回収費用を取られる場合があります。廃品回収業者よりは低価格であることが多いので事前に回収費用を確認しておきましょう。
まとめ
バイク全体だと自治体では回収してもらえませんが、フレームであればサイズを小さくすることで粗大ごみ、不燃ごみとして処分することができます。自治体で回収してもらえない場合でも、買取業者、不用品回収業者、廃品回収業者、ネットオークションなど様々な処分方法がありますので、バイクのフレームを処分する際の参考にしてみてください。
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